マーケティング
Yuichiro Takagi 髙木 優一郎
主任
2023年4月新卒入社
JOB TYPE:
MARKETING
宝飾展示会や実店舗での販売実績、顧客の声を収集しているマーケティング事業部。得られたデータを元に、今後買い取りを強化すべき宝石を営業部に示したり、商品価格を調整するなど販売戦略を立案している。そんな事業部の主任を担うのが新卒2年目の髙木。海外のバイヤーから一般の顧客まで、様々なターゲットの需要を読み解き、売上の最大化を狙う。
マーケティング 髙木優一郎
01.
WHEN I WAS YOUNG... SMALL DAYS
小さかったあの頃
育ったのは自然に囲まれた田舎町。
生物や化学の世界に熱中した。
田舎育ちだったこともあり、小さな頃から自然の中で遊ぶのが日常だった髙木。生物のメカニズムや化学物質の構造など、未知のものを解き明かしたい好奇心が強く、大学では化学を専攻。大学院では医薬品の設計や素材に関する研究に没頭していたという。「一人っ子だったこともあってか、熱中するとついつい何時間も作業してしまう性格なんです。」研究者の道を歩むことも選択肢にあったが、視野が狭くなると考え就職活動をはじめ出した。
02.
OPEN THE WAY TO THE FUTURE SMALL STEP
踏み出した一歩
自分が知っている商売とは違う
付加価値のつけ方に、好奇心が溢れた。
「すごく雑に言えば、古い石を買って磨いて売る商売。それで何百億という売上を出していることに理解が追いつかなかったんです。」髙木にとって、貴瞬は自分の探究心が満たされるビジネスモデルだった。商売といえば、同じものを大量に作って販売するイメージを持っていたが、宝石は一つ一つ価値が異なる世界。これまで全く縁のなかった業界だったことが、根っからの研究熱心な性格により火をつけた。
03.
WHEN THE GOING GETS TOUGH, THE TOUGH GET GOING. BIG HURDLE
立ちはだかった大きな壁
入社半年で新事業部に配属。
利益率に関わる大きなミッション。
入社後、新しく立ち上がったマーケティング事業部に配属された髙木は、商品開発課の業務改善に取り組むことになった。中古の宝石をどのように加工するか、付加価値のつけ方を判断するフローが属人化しており、バラつきがあったのだ。開発のプロセスでベストな加工の見極めをしておかないと、利益率の低い商品を販売することになり、展示会などで機会損失を生む。入社半年という宝石の知識が浅いなかで、大きなプレッシャーがのし掛かった。
GOING TO BE
BIG ONE.
その成果が大きな成長につながった
国内最大の展示会で売上を110%アップ。
利益率の高い商品開発に貢献した。
より大きな付加価値がつく開発フローを作成するために、髙木は宝石の加工実験と分析を繰り返した。「宝石を自分で熱して色の変化を確認したり、展示会と店舗で販売されている製品の売れ行きを見ながら、宝石の販路をどのように振り分けるべきかを分析しながらフローに落とし込みました。」この取り組みにより、2024年に行われた国内最大の展示会では昨年対比110%以上の売上を記録。これまで以上に利益率の高い商品開発に結びついた。
OUTLOOK: TO THE BIG RESULT 貴瞬で掲げる野望
宝石に限らず、電化製品や車など
リユースの価値観をもっと広げたい。
宝飾品のリユースが持つ可能性を目の当たりにした髙木は今後、別商材を扱った新規事業の立ち上げにも挑戦してみたいと話す。「貴瞬の掲げる“無価値という言葉を世界から無くす”というビジョンの達成は、宝石に限った話ではありません。」例えば、日本の技術力が光る電化製品や車。AIなどの最新技術と組み合わせ、新しいリユースの実績が作りだせれば、宝石の枠を飛び越えることができる。研究熱心な髙木の好奇心は、まだまだ尽きない。
販売部 部長
前澤 凌也
YELL TO
“BE A BIG PERSON”
上司からのエール
率直な意見で新しい気づきをくれる。
探究心を武器にみんなを巻き込んで欲しい。
展示会に向けた社内ミーティングでするどい意見を発信することがあり、新卒1年目にも関わらず、自分の意見や考えをしっかり持った部下です。集客を目的としたSNSの発信方法や目標数値について率直な意見をくれるので、私自身も新しい気づきが生まれることがあります。宝石への探究心もとても強いので、あとはそれを周りに伝えていくスキルを身につけられれば、みんなから頼られるリーダーになれる人材だと思っています。
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